明確な目標数値が設定できたら、次は目標達成のための戦略を考えましょう。
一つの手法として、バランス・スコアカード(以下BSC)があります。
BSCでは、目標数値(これを「財務の視点」といいます)を達成するために、「顧客の視点」、「業務プロセスの視点」、「人材と変革の視点」の因果関係を考えながらそれぞれの戦略を立てます。そしてその戦略に基づく評価指標を設定し、管理していきます。
できた戦略の実行にあたっては、PDCAサイクルを回していきます。
PDCAサイクルとは、Plan(計画)・Do(実行)・Check(検証)・Action(対策)を繰り返し、最後の改善を次の計画に結びつけ、継続的に業務改善を行っていく手法です。
このサイクルを回せば、失敗の可能性は大幅に減少することでしょう。

このサイクルをひと月単位で回しましょう。
そのためにはタイムリーな月次決算が必要です。
目標への進捗を把握するためです。
創業当初は経理を後回しにしがちですが、創業当初こそ大切な時です。
ここで月次決算体制を確立しておけば、少々取引が多くなっても的確な現状把握と目標管理ができるようになります。
毎月目標とのかい離を把握し、素早い改善を行うことこそが、失敗のリスクを少なくする方法です。
1カ月の狂いならすぐに取り戻せます。 |